2006年3月20日(月)の産経新聞紙面に「台湾、パンダ受け入れる?」という記事がありました。
その記事の中で日本は新たな借り入れ予定なしと書かれていました。
引用します。
日本には昭和47年、日中国交正常化を記念してカンカンとランランが中国から贈られた。二頭は死んだが、ホアンホアン、フェイフェイが続いて贈呈された。現在上野動物園に一頭だけいるリンリン(オス・二十歳)はこのペアから生まれた三頭のうちの一頭との交換で北京動物園からやってきた。ホアンホアン、フェイフェイ、残った子供二頭ともすでに死亡している。
飼育下のパンダの寿命は二十~二十五年とされ、今の日中関係から新たなパンダが贈呈されるとは考えにくく、上野のパンダは存亡の危機。それでも小宮輝之園長は「中国にパンダの借り入れを申し込む予定はない」という。
国内では、神戸市立王子動物園に二頭、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドに六頭のパンダがいるが、これらはすべて中国から借りており、引き換えに「繁殖研究支援費」を支払っている。王子動物園の場合、年間百万ドル(約一億二千万円)の十年契約だ。上野ではパンダが初めて贈呈された翌年の入園者数は二百万人以上増えて約七百三十万人になったが、「今は新しいパンダを連れてきたとしても入園者の大幅な増加は見込めない」(小宮園長)と、高額の繁殖研究支援費には見合わないとの判断だ。
昨年秋までブリーディングローン(繁殖目的の貸借)で借りていたメスのパンダがいるメキシコの動物園にリンリンの凍結精液を送っており、繁殖への希望はつなぐという(竹中文)
この写真は王子動物園のタンタン。この裏では巨額のお金が動いているのですねぇ~。
台湾は中国からのパンダ贈呈は受取拒否の意向を示したようです。(2012/11/7 朝日新聞サイト リンク切れ)
正式決定は4月上旬の見通しだそうです。
撮影 2005/12/24 王子動物園 ジャイアントパンダ タンタン
11月のキロ
多額の研究支援費が妥当な金額かどうかの判断は難しいですねぇ。
希少動物の繁殖にはお金がかかりますから。
ところでパンダじゃないですが、3月31日王子動物園に雄のユキヒョウ「ティアン」がフランスからやって来るそうです。
一般公開はゴールデンウィーク頃を予定しているとか(3/29神戸新聞朝刊より)
リッピ
私も何かの番組で金額の事を知りました すごい金額だなぁ~と思いました
だから昨年 妊娠反応無しのニュースは がっかりでした パンダも動物園もプレッシャーでしょうね
w(゚o゚)w オオー! ユキヒョウやっとプレスされましたかぁ~ 楽しみ~♪
内緒にしているの辛かったですよねっ!
sai
●11月のキロさん
妥当かどうかの判断はできませんね~。
それが将来に生かされることを願っています。そしてこういう事情がある、ということも知っておきたいな、と思い記事で残しておくことにした次第です。
ミュウちゃんのお婿さん、やっとプレス発表されたんですね♪
今の段階でwebで検索しても出てこないので11月のキロさんの書き込みはとても助かりました。
ティアンくんって言うんですね♪
明日王子にやってくるんですねぇ!
無事に着きますように…。
sai
●リッピさん
こんな金額が動いているなんてすごいですよねぇ。こういった記事で動物園の運営のことまで垣間見るといろんな立場の方がそれぞれ大変なのだろうなぁ~とつくづく思います。プレッシャー大きいでしょうね…。
ミュウちゃんのフランス人のお婿さん、いよいよですね♪写真講座で聞いてからここまで長かった~(笑
内緒にしなくてよくなったので早速記事にしようかと思っています。